Top > ママのきもち > わたしのきもち > 健常児と障害児の親の壁
ダウン症などのハンディを持つ子を産んだ母親の気持ちと、健常児を産んだ母親の気持ち、やっぱり双方には大きな壁が存在するのかもしれない。
健常の子を産んだお母様方の中には、私のようにダウン症というハンディを持った子を持つ母親の、残酷なまでの正直な気持ちを読んで、心を痛めている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
障害児も健常児も変わりない一人の人間。
障害児の母も、健常児の母も、同じ立場。
障害児の母ということで卑下する必要はない。
こう仰ってくださる健常児のお母様の言葉は、とても嬉しく感じますし、世の中捨てたものじゃない、そう感じます。
涙が出るくらい嬉しい。人間って温かいなぁって。
ただ・・
少しだけでもいいので分かっていただきたいことがあるんです。
全部理解できなくてもかまいません。アウトラインだけでも「知識」として頭の隅に蓄えていただければ、と。
ハンディを持つ子を産んだ親と言うものは、子供の障害が分かった時点で(おそらく何も障害のない子を産んだ親御さんの想像を超えた)、相当のショックを受けます。
そこから這い上がり、「障害を認める」までには個人差もありますが時間が必要であり、いろんな段階を経て「受け入れ」て行きます。障害を完全に受け入れるまでには、それなりの時間が必要で、通るべき段階がある、ということです。
私など、ダウン症児の母としてはまだまだ未熟で、受け入れの段階を通過しているに過ぎない状態です。
「健常児の子と比べてみる」こともひとつの通過点。
健常児のお母様が読まれると、不快な表現はたくさんあると思います。
だけれども、やっぱり、「比べずにいられない」時期があるんです。
「この子が私を選んで生まれてきた」と言い聞かせなければ割り切れない部分もあるんですよね。
理想と現実の狭間で、苦しみ、受け入れ、揺れ動く気持ち。
「さやちゃんとお腹の子を比べちゃいけない」
そう仰ってくれた方もいらっしゃいます。
ハッとしました。
ああ、まだ私は本当の意味で娘を受け入れてないんだなぁって。
だけど、娘を愛しいと思う気持ちに嘘偽りはなく、まだ、ハンディを受け入れられていない。
だけれども、
「それは理想論だ」
と思う自分もいるわけです。
ハンディを持つ子を産んだ私も、次は健常の子を授かるかもしれません。
その時にまた、様々なことを学ぶと思います。
健常の子を持つお母様方には、悲しい表現も多々あると思いますが、これは正直な私の「気持ち」です。
もしかすると、同じダウン症児を持つお母様方にしてみても、残酷な!と思うこともあるかもしれません。
もし、リアルでハンディを持つ子のママと知り合うことがあるならば、理想と現実の狭間で揺れ動きながら前進していることだけは分かってあげて欲しいな、そう思います。もし、残酷だと思える言葉が出てきたとしても、責めないであげてください。
ただ、聞き流してくれるだけで救われることだってあるのですから。
なんだか、言い訳がましくて申し訳ないんですが、ご容赦くださいませ。

コメント
分かりますね~
ダックさんのブログみてると、自分とダブって考えさせられるわ
前向きになろうと思うけど、ついついネガティブになる。
心配してもキリないケド・・・(^^;)
友達の子に比べて、我が子の発達の遅れとかが目立ってくると、何となく疎遠になってしまう。あんまり気を使ってもらっても疲れるしね。
姫の手術にしても「前向きだよね」って言われたけど、それは『そうしてないとどうしようもない』からで・・・不安で仕方ない・悪いことを考えないように、そうしてるわけで。
受け入れるってどういう事なんかな?
定義がないし、難しいね~
先ほど掲示板で書き込みをした者です。
いえいえ、私は責めているとかそういうことで書き込んだのではありません。私も一児の母として思うところ、そして考えを述べたにすぎませんから…私の書き込みにも、あなたを傷つける文章があったかと思います。本当に申し訳ありませんでした。
掲示板で書き込んだことは、私の正直な気持ちです。でも、あなたが今悩まれていることは、私はすべてを理解することはできないけれど、その一部分かもしれないけれど、理解できる部分もあるのです。
私の従兄弟も障害者で、割と近くに住んでいて、よく遊んでいたこともあって、障害者の親が悩み、苦しんでいることを子供時代から見てきました。でも、私が出来ることは従兄弟を差別しないで接することだけ。でも、私の心の中に、「かわいそうに」と思ったことも事実です。従兄弟の親からはその気持ちが通じたのか、「そのような目で見ないで、健常の子と同じように接してあげてね」と言われました。
私はそれではっとしました。私が差別無く接していると思っていても、きっとどこかで区別していることもあるのだ、と。それをきっと従兄弟の親は悟って、私が傷つかない程度に諭したのだと。私のしていることは、平等でもなく、むしろ同情という差別だったのだなぁ、と思いました。
私は一児の親ですが、たとえ差別をする親がいても、私はそのような感情を子供に植えつけないように育てたいと思っています。でも、従兄弟のお母さんの言葉が無ければ、きっとそこまで考えてなかったかもしれません。私は同じ立場ではないからすべてはわからないけれど、きっと従兄弟の親も苦しみをなんとか乗り越えて子育てしている中、諭してくれたのはとても感謝しています。
最後に。私はダックさんの言葉すべてを否定しているのではないことをここにお伝えしたいと思っています。むしろ、共感することも多いのです。今回書き込んだことも、私が傷ついたから書いたのではなく、私の考えを述べたに過ぎません。ただ、このような健常の子の親がいることを伝えたかったのです。ダックさんを障害の子の親として見ているわけではないことだけは偽りはなく、同じ子をもつ親として書き込ませていただきました。
これからも日記や考察の更新を楽しみにしています。
こんにちは。
私、健常の子のママ達は“同じ子をもつ親として”って言葉が好きだなーって思う。
同じってのが好きだなーと。
むしろ私は違いを認めてくれない事に苛立ちを覚えることがあるんです。
差別=違うではないのに…と。
同じ“子”だけどさー、
違うんだよー、認めてよー(=ρェ;)ウゥ・・
これが壁…?
そして、親戚や友達に障害児(者)がいてもママの気持ちは分からないよー。
私、この手の話題にすぐ挑発されちゃうな。
攻撃的な私…
>はかまささん
ダウン症同士のママでも、合併症のある、なしでも悩みの質が違うんだよね。
むしろ、心臓の合併症などあるほうが、ダウン症というハンディと真正面に向き合わなくて済む、というか、心臓のことでいっぱいいっぱいになって、ハンディのことは二の次、って感じだったかも。
これも、プラス思考に転化したいい例なのかな^^;
人それぞれ形は違うけれど、子供を思う気持ちがあればいつかは受け入れられるんじゃないかなぁーって漠然と思ったりします。
>りこままさん
いえいえ、私は傷ついた、という感覚ではないですよ。
「あ、ちょっと待って。それはちょっと違うの~!」って感覚。
ほとんどが、こちら側の勝手な言い分なんですけど^^;
身内にハンディを持つ方がいらっしゃるのと、その親である当事者とでは、思うことも感じることも当然違ってくるんですよね。「同じように接してね」と言いたくなる気持ち、すごく良く分かる。
身内にハンディを持った方がいらっしゃると、どうしても判官贔屓になってしまいがちのような気も。それが良いのか悪いのか、私には分かりませんが、それが良い方向に向いてくれればいいな、と思います。
>うたさん
健常児のママから言われると、つい、「違うのよぉー!」って思っちゃう気持ちは分かる!
かといって、あからさまに態度が違うのもイヤ、っていうものすごく自分勝手な心もあって、ハンディを持つ子の親の心って複雑だなぁーっていつも思う。
やっぱり、こういったセンシティブな話題というのは、当事者同士でしか分かり合えないけれど、逆に傷の舐めあいでしかない、という見方もあり・・・。私的には、「いいじゃん、傷のなめあいでも」派なんだけど、たまには外の声も聞きたくなることもあるかな・・・。
でも、うたさんの叫び、よく分かるよ。
ダックさん、フォローしてくれてありがとう。
そうなの。だからって特別扱いされたい訳でも、健常児のママ達が嫌いって訳でもないの。
まさに、自分勝手な思い。
でも、もう1回ダックさんの記事を読んでみたら私の言いたいこと書いてあったよ。
理想と現実の狭間で揺れ動いてるんです。
遅レスでごめんなさい。
うまくいえないけれど、なんだかわかるような気がするよ
ダックちゃんの言いたいこと。
1歳10ヶ月違いの障害を持つ妹がいたから、
障害者(児)のきょうだいの立場は長く経験しているけれど
自分が障害者になり、障害者ボランティアになり
今では障害者施設の職員になって十数年…
でもあっきぃーが生まれ一緒に生きていく中で
ようやく母と同じ立場になれたような気がする。
障害児の親として…
一生、気持ちも揺れ続けるんでしょうがそれはそれで
いいんじゃないかな~ それってダメ?
(もちろん自分なりにポリシーは持ってるつもりだけど)
>小梅ちゃん
わたし自身、まだ考えがまだまだ未熟で、矛盾するところも多いんだけど^^;、私なりに昇華できればいいなぁーなんて思ってる。
小梅ちゃんは、親であり、兄弟であり、当事者でもあるんだよね。
わたし自身、「障害」とは無縁の世界で生きてきたので、どうしてもハンディが何たるか、ってこと分からないのよね。知ろうともしていないかもしれない。
多分、知ることが怖いのかもしれない。
小梅ちゃんとはまた違った揺れ動きが、これから先どう続くか分からないけど^^;、こうやって、少しでも気持ちを分かち合える仲間がいるってことだけは確かだものね!