平成15年2月2日午前6時19分。
体重2348グラム、身長47センチの小さな女の子。
産まれて間もなく、チアノーゼが出て、彼女だけ大学病院のNICUに搬送されました。搬送される時、彼女を抱っこしたら急に泣き出した。「ママ、私どこに連れて行かれるの?」って不安そうな声で。
NICUに入院中、主治医に
・心室中隔欠損(VSD) ・心房中隔欠損(ASD) ・動脈管開存症(PDA) ・肺高血圧症(PH)
があることを知らされる。そして、顔貌や体の柔らかさから判断するに、まだ可能性ではあるが21トリソミー(ダウン症候群)の可能性があると説明された。染色体検査の結果が出るのは、最短で1週間後。その1週間が、とてつもなく長く感じた。
長い長い1週間が過ぎ、ようやく染色体検査の結果が出た。
「間違いであって欲しい」
願いは虚しく・・・
結果はやはり21トリソミー(ダウン症)だった。
彩香の場合は標準型の21トリソミーだった。
NICUに入院していた当初は、哺乳瓶でも上手く飲むことが出来ずに、鼻からチューブを入れられたりしていたけれど、少しずつ上手に飲めるようになってきた。
たった20mlのミルクを飲ませるのに40分かかったこともあった。
でも、やっぱりオッパイで育てたい・・・・。
ダウン症の子は、哺乳力が弱くて、乳首から吸えない子が多いと聞いていたので半分、いや、それ以上母乳育児は諦めていた。だけど、ダメ元で、NICUの担当看護師に相談してみたところ、積極的に支援して貰えたのだ。
ミルクの前に、両方のオッパイを5分ずつ、とにかく吸わせることから始めた。
どんなに上手く吸ってくれても、10グラムに満たない量だ。
毎回チャレンジしたけれど、上達の気配はなし。まだまだ時間が必要だ。
NICU退院後は、冷凍母乳解凍→オッパイの練習→哺乳瓶でノルマ30~40CC→搾乳・・・の繰り返し。授乳時間だけでも軽く1時間を超え、あっという間に次の授乳時間。まさに、怒涛の授乳訓練期間。思い出すだけでも気が遠くなる(^-^;
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